あまつれんとのツクールの足跡

RPGツクールフェスを中心に活動している者です。

もういちど、はじめから

ツクフェス企画参加作品

啓太さんの【もういちど、はじめから】

amaturento.hatenablog.com

 

ツクールフェス3周年記念作品【ボクらのツクる世界】

amaturento.hatenablog.com

 

プレイの記事は↑よりどうぞ。

実の所、啓太さんの作品は半数はプレイ済みというオチ。

/(^o^)\ナンテコッタイ

 

 

先ずはプレイ済み作品から。

 

【もういちど、はじめから】

プレイ時間10分くらい。

ラストダンジョンで感動を求めるのは間違っているだろうか

そんな事無いよ、ベル君。

ラストダンジョンなんて物語の畳みの部分だから、むしろクライマックス大フィーバーだよ!

でも、かつてラストダンジョン自体には特に期待してないって、自作品の制作過程で語ってた作者がいた気がするよ。

そうです。私です。

 

…すみません。

実の所、言いたい事は殆ど前記事と変わりませんでしたので割愛させて下さい。

しかしながら、このタイトルから他作品も『もう一度初めから』プレイしてみる事に。

 

【ボクらのツクる世界】

プレイ時間10分くらい。

ツクールフェス3周年記念の時に投稿された作品。

ツクラ―の主人公が久しぶりにツクールフェスを起動したら、放置していた自作品のキャラクターが主人公に話しかけて来て…

というお話。

そうそう。当時はフェスサーバーダウンで投稿出来ない期間があって、このままサービス終了!?なんて騒ぎになったんですよ。懐かしいですね。

なかなか作品完成しない人、諦めて放置してしまった人…

ツクールユーザーの大半の方に覚えがあると思います。

そんな時はこの作品の事を思い出して、出来る所から始めてみませんか?

 

【ひとりたち】

プレイ時間1時間くらい。

実の所、この作品はプレイした覚えがあるのだけど、途中でリタイアしてしまっていたんです。

もうライト通り越してシャイニングで真っ直ぐなキラキラファンタジーで、歳食った私には眩しすぎました。

【もういちど、はじめから】がクライマックスなら、こちらは旅立ちをかなり丁寧に描いた作品。

でも、この世界にはきっと悪い奴なんて現れない。優しすぎる世界。

イベントには、ほぼテキストの反応があり、それもPT分と3キャラ分の差分。

これは実際に作ると分かりますが、かなり手間がかかり作者さんの拘りを感じます。

(個人的には大木の所にある花の蝶々の描写が好きでした)

登場人物には、ほぼ全てに花を贈れるし、その度に特技が強くなります。

(Gで何やら買えたり、アクセサリーが手に入りますが、特技強化だけでクリア出来る難易度です)

3キャラ分バトルイベントを回す事になりますが、似た様なシーンが続くので迷う事はまずありません。

本当に優しい世界。優しすぎてNEUTRAL属性の私でもつらたん。

EDには覚えがありました。

もしかしたら、そこだけは動画で見ていたのかもしれません。

 

【やよいのそら】

プレイ時間10分くらい。

ああ、これだったんだ!凄く懐かしい~。

初期の頃にプレイした恋愛ノベル。

昔ハマってた、谷川史子先生とか天野こずえ先生の短編恋愛漫画を思い出すかのような恋愛一直線青春作品。

感想も一度書いたような気がしないでも無いけど、ググっても出て来なかったから多分気のせい。

 

 

でもって、ここからは初見プレイ作品。

 

【あうことば】

プレイ時間1時間くらい。

ぽっかり空いた大穴、そこから噴き出す冷風、徐々に広がる寒波。

そんな世界に現れたのは、言葉を話さない少年『コトノハ』だった。

彼は『言の葉』という不思議な葉を通じて、他人に自分の気持ちを伝える不思議な力を持っていた。

これは彼を拾ってくれた回復士のミキナや住民たちとの心温まる、大きな奇跡の物語。

 

初見さんなら、まずミキナのグラと中身のギャップに驚く事でしょう。

しかし、それ以上に、ひたすらコトノハが可愛かったです。

基本的に言葉は話せないけど、ピョンピョン跳ねるわ、雪だるま作って眠くなるわとアクションが激しい。リアクション少年。

それでいて大事な言葉は『言の葉』を使って伝えていくというイケメン。

なお住民は勿論だけど皆善人。

知ってた。この世界にも悪人なんて現れない。

絵本を見ているかのような優しい世界。

だけど、この物語はシャイニングなだけじゃなかった。

最初の伏線、訪れる『その時』

そして語られる最後のメッセージ。

このラストはズルイ。

作者さんの現状と重なり、不覚にも涙を流しました。

 

 

【やよいのそら2020】

ラストは3本立て。

 

・【『やよい』のそら】 10分くらい。

前作より心理描写が増え、人間の闇の部分の描写は消えて優しい世界に。

これは私のエゴなんだけど、大人の事情で表現の自由を奪われたみたいな寂しさを感じました。

個人的にはリメイク前の展開の方が人間味があり、葛藤があって好きです。

そこは作者さんも思う所があるのかクリアメッセージにあったので、私の好みで答えさせて貰っちゃいました。

皆さんはどちらが好きですかね?

 

・【やよいの『そら』】 10分くらい。

こちらは男の子視点のお話。清い。清すぎる。神はそんなに闇がお嫌いか!

太陽なんて眩しくって闇の方が素敵って言葉もあるんですよ!?

 

・【まっすぐ!】 40分くらい。

個人的には創作なら、ナオぐらいはっちゃけてる方が人間味を感じれて私は好きです。

まっすぐでない私はジマの正体を深読みし過ぎました。

【あうことば】の時の様なクライマックスへの盛り上がりもあったし面白かったです。

 

 

全体的に優しい世界で悪人なんて居ない。

清い登場人物の話が多かったという印象です。

誰ですか!こんなシャイニングな神にしてしまったのは!?

『実は犬より猫が好きです』くらいの闇があっても私は引きませんよ!!?