真ED込みでクリアしましたので感想をば。
※以下ネタバレが含まれますので注意
Ⅲから始まったロトリメイク三部作がいよいよ完結となりました。
いや、これね
ドラクエⅠの序曲の作曲は5分で仕上げたが、54年という人生+5分と考えて下さいという先生の言葉と繋がる物があると言いましょうか。
ドラクエってⅢの構想がある中でもRPGを先ずは日本人にもなじませましょうって所からⅠ➡Ⅱ➡Ⅲって出していったから、Ⅲの深堀っていうのは難しかったワケですよ。
それが今回は当時とは比べ物にならない大容量での挑戦に制作技術の発展、何よりⅢから始まった事で初代勇者ロトの父であるオルテガの深堀から始める事が出来たんですね。
そこはSFC版にもある程度はあったのですが、彼の旅路とそこに関わる人物達との直接の会話や後の想いの描写はこれまでには全くない物が数多く収録されました。
FC版のロトの兜はシステム上、Ⅰでは装備品としては存在せず(鎧とワンセットと思われる)、Ⅱでは存在、Ⅲではそれに当たる物が見当たらず急に出て来たこの兜は何なのだ…と思っていたものです。
それをSFC版では「オルテガのかぶと」、リメイクではその先「ひかりのかぶと」…と昇華させ「ロトの兜」が正史として語り継がれる所まで来たのです。
はじめてプレイしたドラクエが子供時代パッケージイラストに惹かれて買って貰ったFC版Ⅲだった自分としては、単なるリメイクプレイ時間だけでなく、これまでプレイして来た冒険の数々がこの三部作を経て回収されたんだなと。そんな思いでした。
(11もプレイ済みなので、そこも繋げると更に長いね)
リメイクDQⅠ
分岐EDも見ました。
歴代でも過去一敵軍優勢で、自分が頑張らないと世界がヤバい感は凄かったです。(連動特典こと、ロトから受け継がれしきぐるみ着てスタートしたけど)
ボイス付きとイベントシーンの演出が良かった。
Ⅲの続編という立ち位置が出せた事もあってオルテガやロトの回収部分が多い。
心配されていた一人旅についてですが、個人的には敵複数になった事とアイテムや増えた特技で上手くやりくりして乗り切れって上級者向けバランスは楽しめませんでした。
特に後半戦がマップの広さとも相まって苦痛。
街が襲われる心配もあったからみたいな理由付けはあったけど、カンダタや見習いの子達とか竜王戦以外はPT組ませるとかでも良かったんでないか?
ご先祖様と子孫はPT組んでて、彼だけ一対複数って…それならこれまで通りタイマンバトルじゃダメだったのか…それこそ、Ⅲみたいに縛りでの一人旅とかならやり込みとしてはアリだったと思う。
今作もレベルアップの恩恵はあるけど、恐らく想定してるのは器用なやりくりによる低レベル突破なんだろうなっていうのが透けて見えちゃうんだよね。
雑魚はギガデイン、ギガスラッシュ無双にはなるんだけど、ボス戦は容易にしない為にベホマは覚えず、上級回復魔法や特技を終盤探索入手に渋ってる辺りはヌルゲー化への抵抗なのでしょう。
戦闘だけならSFC版の方が好み。攻略順も自由度は向こうの方が幅があった様に思う。
この路線で行くならアクションRPGとかにして貰った方が楽しめたかな。
キャラ付けとしてはローラ姫はとても良かったです。
姫をだっこする怪力は後のローレシア王子に受け継がれたのだろう。
真EDへの分岐が取り返しがつかない要素の割に、内容がそこまで…と、個人的には万人向けだったモノを玄人向けにリメイクされた感が強くてゲーム部分は好みではありませんでした。
作り慣れた人のツクウィズ作品プレイしてる方が楽しいまである。
こちらはゲームを楽しむというよりドラマを回収する為のプレイでした。
リメイクDQⅡ
こちらも真EDまで。
導入のムーンブルクシーン長!ってなったくらいで、こちらに関しては最早別ゲーだろって位に面白かったです。
特にサマルトリアの王子とムーンブルクの王女のキャラ立ちに掘り下げにドラマに戦闘力アップが素晴らしい。
これならローレシアの王子も=プレイヤーというには無理がるようなキャラ付けが出来てたし無言通さなくても良かったのにな。
サマル妹も期待以上で凄い良かったです。この子が居たからⅡやろうと思っただけあって、加入後からのモチベが段違い。
ハーゴンは元がアレなのでそこまで広がりませんでしたが、配下は個性があってCVもあって良かったです。バズズはバナナ食べる仕草まであって優遇されてたな。
Ⅲ➡Ⅰ➡Ⅱになった事で回収される物語や心情が増えたのでそれぞれをプレイして来た身としてはシナリオも面白かった。
ラスボスは作戦バッチリがんばれにしてたら、ローレシアのぱふぱふ改でトドメを刺してました。
特技の遊び心といい、旅先のドラマといい、歴代一番好きで楽しめたⅡは今作ですね。
元々難しかったⅡが4人PTに便利機能まで引っ提げてるんだから、難易度的には最もマイルドだったのでは無いでしょうか。
味方サイドが手数多いの嬉しいし、PT育成する楽しみもあったからⅠより断然楽しかった。
ダンジョンも長さ的に数回訪れて突破する事が多かったけど、Ⅱ側はPTに魅力があるから苦痛にはなりませんでした。
ベリアル強くてアストロンでMP切れ狙うとか初めてドラクエでやりました。
MP切れの概念があると強いねアストロン。
リメイク三部作はダンジョンにもMP0ルーラ出来るのですが、特にⅡが恩恵を感じました。
本当にあちこち飛ぶし、ファストトラベル機能はこれからの市販ゲーでは標準装備になって行くのでしょうね。
若干ミスマッチに思えたのが教会などによるセーブ&全滅時の所持金半減システムかな。
オートセーブでのやり直しと、それに合わせた難易度で作られてるから、セーブ箇所を限定したりペナルティー付ける事が玄人向けの縛りプレイにしかならぬのよ。
世界観を崩さない借地でもあるのだろうけど、バランスがスクウェアよりになって来てるから、どこでもセーブは無い方が不自然に感じました。
ルーラで飛べるしセーブ箇所自体は多いんだけどね。
不満という程でも無いのだけど、勿体ぶっていた割には例の赤い装備はそこまで衝撃を受けるモノでは無かったな…さすがにロト紋には繋げれんかったか。
オルテガの戦友サイモンの息子(子孫)関連もⅢのEDだけで完結しちゃったのかな?
まあ、アレフガルドには行けないから仕方ないか。
Ⅱといえば、ビルダーズ2も面白かったなー。
あちらも続編出して欲しい。
そういや、ヒーローズも続編でないな?
リメイクDQⅠ&Ⅱ総評
Ⅰのキツさに息切れしかけてましたが、Ⅱで持ち直して個人的には楽しめたリメイクになりました。
特にⅡは作ってくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです。