あまつれんとのツクールの足跡

RPGツクールフェスを中心に活動している者です。

アンデッドマン

ツクールMVT作品(Switch)

くぃんさんの【アンデッドマン】(前編のみ公開)をプレイしました。

1時間40分程で白の書1~10まで読破

続く+50分程で黒の書1~9までを読破

計2時間30分程になります。

 

貴方の魂が辿り着いたのはとある図書館。

そこで、アステリアという女性に自作の小説を読破して欲しいと頼まれるのだが…

 

白の書と黒の書、お話の進行は大筋に2本に分かれており、好きな順番で読み進める事が出来るのが特徴のビジュアルノベル作品です。

白と黒では全く異なる環境やノリで展開される為、どちらか片方を優先して読み進める方が物語を楽しめる事でしょう。

レビュアーさんの多くが『黒の書』から読み進めていたのと、『白の書』側は何やら人を選びそうな事が書かれていたので、それならばと『白の書』から読み進めました(←天邪鬼さん)。

 

 

~白の書編~

 

・白の書 1~3巻

おいおい、これが人を選ぶって?

確かに選ぶかもしれないが、それは反対に言えば刺さる人には刺さるって事であって好物ですありがとうございました!

(※この時はまだ、『分かっていなかった』模様)

 

・白の書 4巻~5巻

あああ・・・

(※この手の表現は、やはり幾つになっても苦手なモノである)

最近は減った気がするけど、この種族の扱い方は共通認識の様に今もファンタジー界に根付いているようですね。

 

・白の書 6巻

それまでルクスの様な顔で読んでいたのが兄貴みたいな表情になる。

1~3の頃が懐かしいです…

 

・白の書 7巻~9巻

現代のニーズに合わせたエンターテインメント。

敢えて言葉にするなら『なろう臭』のする回。

なお依然、私の表情は彼の行く末を見守る兄貴と同じく、口を閉ざしたままであった。

 

・白の書 10巻

これは面白い設定ですね。

伏線も幾つか張られた様です

 

~黒の書編~

(白を読破後に読んだ者の感想)

 

・黒の書 1巻~4巻

目がみえない男コラボかと思ったらそんな事無かったスタート

…からの

 

あれ、これって…あれだよね…

 

したら、この目の前の『この子』は時系列的に、もしかして…

 

(※白から読んでいたので、色々推測するのが面白かったです)

 

・黒の書 5巻~9巻

みんな良いキャラしてます。

声を出してツッコんだり笑ったりしてました。

特に好きなのは前向きなスケルトン。

サスペンダーも予想以上に賢いし、牛の子も面白かった。

スライムも何気にイイヤツだったし、隙が無い邪レンジャー。

白に比べると大分コミカルで面白い。

だけど、白を読んでからだと観方がガラリと変わる。

笑える面白いだけではなく、

ほほう…的な面白いになるのである。

(伝わる人にだけでも伝われ)

 

 

~両方読破した感想~

どちらから読んでもタイトルに繋がるし、お好みの方からで問題ありません。

途中のリンクと言うより、片方全てを読み終えて見えて来るモノがあるので、現段階で公開された部分に関しては読みだしたら片方一気に読み終えてしまうのがオススメです。

Twitterでネタバレに近い進捗やら観ておりましたが、新鮮な気持ちで終始読めました。

(なお、プレイ前はTwitter画像見てヨハンが主役の男かと思っていたのはナイショ)

 

エルフだったりギフトや不老不死(チート)だったり、今のファンタジーのトレンド部分も織り交ぜつつ展開する『白』、

ただのギャグでは終わらせない、攻め込んだ本筋に迫る面白さを見せる『黒』。

物語をこの先、どの様な順番で展開されて行くのか。

また、散りばめられた伏線は、どの様な形で回収されるのか楽しみです。

 

後半の完成お待ちしております。