緋色さんの【鋼鉄のバタフライ】をプレイしました。
ラスボス到達時が平均レベル29で4時間程。
前衛二人は物理攻撃強化、後衛はチャージとキュア強化、防御面は全キャラステを見比べて満遍なく強化しました。
メカ×サイボーグ×強化システムのSF系RPG
衝撃的なOPから始まり、その世界観へとグイグイ引き込んで行くやり方がお見事でした。
日記を上手く用いたり、感情アイコンも使い所を選んだりと作品の雰囲気作りの上手さが随所で見れました。
酒場の会話なんかも好きです。
街のNPCの日常会話に悩んでいる方には、この作品の拠点の人達の『世界観を感じさせる会話』が参考になるのではないでしょうか。
SFというだけで構えてしまう人が居るかもしれませんが、本作は難しい専門用語でゴリ押すのではなく『人×メカ×サイボーグ』を題材にしたヒューマンドラマです。
メカに両親を殺され、腕や足まで奪われてサイボーグになってしまった主人公、そこで出会う人間好きのメカ
…ちょいと あらすじを書いてしまいましたが、この時点で惹かれるモノが在りませんか!?
そして、このメカのミューちゃんが良いキャラしているのですよ。
主人公と、もう一人の子の成長も面白いのですが、そこに関わるミューちゃんは作品の魅力を支える天使でした。
未プレイの方にはミューちゃんというキャラだけでもプレイして知って欲しいですね。
『ソラの世界』のとある街の世界観や『星屑のオプターレ』の強化システムにインスパイアされて作られた部分もあるそうですが、どちらもプレイした者の感想としては、しっかり自作品で使う形にまで落とし込んで、個性のある作品に出来上がっていた印象です。
戦闘面でインスパイアされたという『破滅の騎士と双剣の少女』は未プレイですが、3人PTで敵の数も絞ってあったり、必殺の威力に工夫されて通常攻撃に個性を持たせていたりとバランスの取り方が面白かったです。
レベルに加えて強化システムで強くなるので戦闘バランスの取り方が難しくなる所も、テスターさんが緩めにしてくれたようで投げ出したくなる事はありませんでした。
システム上、そろそろ一度戻って強化したいと思う場所にワープポイントが出て来るのも遊び易かったです。
私はVR世界での育成が効率的に感じて5、6週ぐらい稼いでいたので、このプレイ時間でした。
ドロップで強化出来るタイプのゲームは、この中毒性がヤバいですね。
タイトルだけ見て勝手に戦車やら軍艦が出るような難しい作品だと思い込んでました。
実際には入り込み易くプレイし易いRPGでした。
未体験の方は是非お手に取って、そのタイトルの意味を知って下さい。