あまつれんとのツクールの足跡

RPGツクールフェスを中心に活動している者です。

追憶の英雄譚

ツクールMVT(Switch)作品

くぃんさんの【追憶の英雄譚】をプレイしました。

最終選択肢イベント前のデータが2時間10分程。

 

紹介文が

勇者となる夢を抱く少年が、剣を掲げ、幼き日々に別れを告げるまでの物語。

プレイ時間2~3時間

 

…と、なっていたので、見事に騙されました。

いや、だってコレ見たら、『よくある旅立ちのお話』だと思うでしょ?

ツクールDSの黒歴史のサンプルゲームの『続きを作るのは貴方です!』的な打切り物だって思っちゃうじゃん?

うん、旅立ちは旅立ちでしたよ。

…私の言ってる事、プレイされた方ならご理解頂けるのではないでしょうか。

 

 

はじめに言っておく

 

 

ボロ泣きした 。+゚(゚´Д`゚)゚+。 

 

 

本当に2時間で終わっちゃうの!?ってプレイ中はずっと思っていました。

デフォルト素材だけで、こんな凄いのが出来ちゃうの!?ってビックリした。

予想以上にガッツリ濃厚王道RPGしてました。

販促で紹介したら、新規さん釣れちゃうよ。

こんな感動するRPG作りたいって思っちゃうよ。

MVTって本当は凄いんじゃ…ってなっちゃうよ。

 

プレイしていて色々と予感はあったんですよ。

OPとタイトルなんか如何にもな雰囲気かもし出してますし、

いずれ此処は…とか、あの子は…とか、そういった伏線の回収だけじゃなくて

キャラの心情や成長なんかも、この2時間(あくまで私のプレイ時間です)に濃厚かつ丁寧につめ込まれていたんです。

 

アルトの敗北(挫折)と成長を繰り返す心理描写は一貫して凄かった。

だから感情移入もしたし、剣の修行で泣き、終盤の選択肢で泣き、EDで泣いた。

最後の選択肢はプレイヤーに『それ』を握る事を選ばせる粋な計らい。

プレイしながらコレを記事に纏め切るとか無理だろうって震えていました。

EDまでの想定時間が脳に入っていたので、プレイ時間と見比べて終わっちゃうの?

このお話、本当に終わっちゃうの?って惜しみながらプレイしました。

 

禁じ手ですが、作者様に気になった部分もお答えして頂いて

EDも両方回収して

 

『ああ、本当に物語を読み終えてしまったんだ』という思いでいっぱいです。

 

記事打ち込んでる今もOP画面をバックに泣いてますからね。

どうしようもない。

伝わらない人はプレイして欲しい。

この先も語り継がれたい名作です。

 

※この作品はMVTのコンテストでアップされた物らしくて、アップロード枠が消える今月末にはプレイ出来なくなってしまいます。

未プレイの方は

SwitchのMVTプレイヤーの『ツクール広場』→『作品募集』→『エントリー作品』でタイトル検索か作者ID【666】、評価が高い順で作品がヒットするので、そちらから遊んでみて下さい。(公開期間2021年3月31日23:59:59まで)