あまつれんとのツクールの足跡

RPGツクールフェスを中心に活動している者です。

スプートニク・ジョーカー

shinさんの

スプートニク・ジョーカー】と

その前作にあたる

【世界の中心で愛を叫んだ獣】をプレイしました。

 

現代風推理アドベンチャー作品。

どちらもマップチップによるドット絵風の人物表現があるのが特徴。

宣伝だけ見た時は【スプートニク・ジョーカー】の方は島に集められた8人で脱出モノだと思っていたので、その前作【世界の中心で愛を叫んだ獣】は集まるまでの過程を描いた物語かと思いきや全然違った

/(^o^)\ナンテコッタイ(←いつもの)

因みに自作品にも今回ドット絵シーンがあるのはshinさん、ダイChangeさんの宣伝の影響です。

締切ヤバい中、お二人の作品が脳にチラついちゃって急遽差し込みました。

 

時系列順に

【世界の中心で愛を叫んだ獣】は

宇田ナオキというダークヒーローを描いた作品。

とある街の事件を彼の目線で追う事になる。

 

・コアラコインは8つまでゲット(小説4本解放)

・コアラ教団の証ゲット(まさかの転生展開ワロタ)

・EDは所持してないから見てしまい、後ほど所持してる方も確認

プレイ時間は1時間10分くらい+α(途中セーブから分岐確認)

 

圧倒的 宇田ナオキ推し作品。

めっちゃ面白かったです!

先に【スプートニク・ジョーカー】からプレイしていたのでメイスイリさんが主人公かと思いきや、宇田ナオキ少年の事件簿でした。

良い意味で最初の想像から裏切られた内容で面白かったです。

寄り道遊び要素は【チョコレートリリー】に引き継がれている感じでしょうか。

主人公の宇田ナオキ君が、あの手この手で他人をおちょくる様や推理回りのゲームシステム、後半の選択や進む際の表現が面白かったです。

同システムで何作か作れてしまうのでは?ってくらいに安定した作りでした。

空気読めずに真相から先に辿り着いてしまったけど、セーブスロットが限られているから慎重に進めるしかなかったんだ…

ググったら素敵なファンアートも出て来たし、過去コンテスト作品らしいので、その際は大いに盛り上がったのではなかろうか。

主人公の名前が覚えやすいのも◎

特に拘りが無ければ、こちらからのプレイを大いに推奨します!

 

そして続編にあたる

スプートニク・ジョーカー】

こちらは宇田ナオキ少年が前作のライバル、メイスイリと推理対決を行う作品。

前座として2戦程やった後、本編である孤島に集められし8人から殺人鬼ジョーカーを探し出す推理RPGが始まる。

 

プレイ時間1時間30分くらい

トワLV15(ウッドボウ、鉄の鎧、ラウンドシールド)

ケンヂLV10(鉄の剣、鉄の鎧、ラウンドシールド×2)

 

推理対決は2問目の方が簡単かもしれない。

1問目は消去法で犯人に辿り着いた感じでした。

孤島では手に入れたアイテムでクラフトして装備品なんかを作れるのだけど、それが面白くて敵を倒してレベル上げて回復して、ツクツクして…って感じで推理そっちのけでサバイバルRPG生活を楽しんでました。

寧ろこのシステム系で無人島脱出サバイバルゲーム作って欲しいくらい。

サイドビューのフイールドも宿泊施設の外観や内装と歩いていて楽しいマップ。

中でも露店風呂は湯気の感じまで良く再現されていて、回復ポイントでもあるので癒し効果も相まってかなりの好印象。

 

島での推理に関しては

殺人のトリックと犯人の目星は付いていましたが、もう一人の方はどうやったのかと、どうやってバレずに吊るしたのかをセットで考えていたので、そこは思考が脱線してしまいました。

ただ、それを上回るとんでもないオチに全部持って行かれた感じですね。

『共通点』

見事な伏線回収と、これまた全てを持って行くに値する見事なオチでした。

最終推理の演出とリトライのし易さも良かったです。

こちらの作品も十分面白いのですが、やはり宇田ナオキというキャラクターを知ってからEDを迎えて欲しいですね。

繰り返しますが【世界の中心で愛を叫んだ獣】を未プレイの方は、そちらからのプレイを推奨です。

 

2本とも面白かったです!

続編、お待ちしております!!