★はじめにお読みください★
ヌルゲー好きではありませんが、基本、高難易度ゲーは人様の動画で見る程度。
キャラを育成して装備を整える事で、攻略難易度をある程度自分で調整してEDまで進めるRPGが好きです。
故にプレイヤーの反射的なテクニックを求めるタイミングが多くて、難易度が高い物はどうしても避けがちです。
フェスの独自システム重視の作品に関してはこの辺りの偏見が強くて、作る方も万人ウケに作ってる訳では無いだろうと思って普段は手を出さない様にしております。
これは、そんなヘタレプレイヤーが挑んだ
とある独自システム系作者『タダシさん』の作品集。
お待たせしました。
遅ればせながらフェス企画参加作品、
タダシさんの【トルカトランカ】
他、アップされていた作品をプレイさせて頂きました。
感想をご覧の際は、上記の説明をお読みの上、参考にして頂ければとクドクドと述べつつ、いざ行かん!独自システムの海原へ!
以下、プレイ順
【トルカトランカ】
5分くらいプレイ。
なるほど、これはボッチにはカードゲームで言う所の壁打ちしか出来ない奴だわ。
回って来るカードを取るか・取らんかでワイワイ対戦する感じでしょうか?
自動戦闘だけど、敵を倒すとレベルが上がったり、装備の持ち変えや回復特技の要素もあるので幅広い戦略バトルが出来そうですね。
シングルモードであれば
PTキャラクターに個性を持たせて最初にプレイヤーが好きに組めたり、敵も4体固定じゃなくて色々とか、NPCと対戦みたいな要素があっても良いかななんて思いました。
【ローカルエリア熱闘枠】
クリまで20分くらい。
これは凄い。ネタとしても面白いし、ルールも分かり易い。
勇者PTに何とか加わりたい熱血武道家が、奮闘するお話。
その際に問題点があって、
・勇者はPTメンバーの職業被りを気にするタイプで武道家は既にいる。
・たまたま近くの森を通りかかっただけで3日後にはいなくなる。
故に
武道家は遊び人に転職し、3日以内に勇者の元に辿り着くのが目標。
遊び人は経験値を貰えず、1日寝るとレベルアップ。
敵は倒すと寝た際に能力やレベルががアップかもしれないアイテム(もしくは稀に薬草)を落とす。
宿屋に泊まるには薬草(若い草だっけかな)が1つ必要、草は森の入り口で1日3個手に入るが、1日経つと使わなくても無くなってしまう。
とまあ、こんな感じの状況とルール説明があるのですが、それらを5分未満で理解できる作りになってるんです。凄い。
オリジナルシステムはチュートリアルで逃げがちですが、これなら行ける行けるって楽しませて頂きました。
ちなみに最後はレベル103まで薬草+反撃で粘り倒しました。
【決戦前夜祭2017】
上の作品とリンクしてるっぽいのでプレイ。
(各話10分くらい。8話+最終話までをプレイ)
お話は話数毎に分かれていて、見たいお話をお店で買ってプレイする斬新なシステム。
最終決戦前のキャンプ地で大所帯の勇者PTがわちゃわちゃコミカルに過ごす様を楽しめます。
各話に入る戦闘はパズル的要素もありますが、毎回戦闘前にはセーブを挟むし、やられてもコミカルな演出を観つつ、ヒントも貰えてリトライ出来る親切設計。
難易度的にはここくらいまでなら何とかクリアは出来ました。
最終話(クリア)までは見れたので、辛口モードは素直にパス。
苦しめられたのは、控え3人の所で麻痺全体をニートがひいて全体防御アップ切らす所。
私の場合は全体毒・全体回復・全体防御アップ主体で耐久戦で突破しました。
他は人数が多いほど、苦戦はし難かった覚えがあります。
やっぱり仲間は偉大だと思う。
勇者の素早さと仲間のシールド魔法、魔法使い系の素早さ+火力に助けられ、戦士は後攻回復アイテムが多かったかな?
好きな戦闘は華やかにボスクラス6体出る所でした。
最終話で色々書かれてましたが、万人向けっぽさがあり、公式コンテストでも凄い上位の方に居そうな(実際いたのかな?)雰囲気がありました。
【夢食い回転寿司】
クリアまで5~10分くらい。
こちらは【トルカトランカ】の前作品に当たると思われます。
仲良し家族が回転寿司に来て流れて来るお皿(装備や回復アイテム)を取る。
最後にお会計(バトル)する。
という、分かり易いネタバトル。
私は最初のおにぎりだけ取らず他を全部取りました。
(途中まで本当にお寿司が流れて来ないかと思ってた)
使ったアイテムは消耗品がラスボス前にケーキ1→男の子MP回復
装備が包丁をお父さんとお姉ちゃんに、男の子の靴をお母さんに。
これで1ターン目左にいるアカイヤツの全体攻撃後にお母さんの全体回復ハヤシライスが間に合うので2ターン目を迎える事が出来ました。
一家が回転寿司で一番食べたのは、お母さんのハヤシライスというオチが付いた所でクリア。
やり込みはRPGが得意な方にお任せします。
【ポイズンランス】
クリアまで15分~20分掛からないくらい。
またまた来ました仲良し家族の物語。
こちらは一対一のカメラワーク移動バトル。
プレイヤー側キャラと敵側キャラが左右に分かれていて、プレイヤーは左右の画面移動でキャラを画面真ん中に近づける事で攻撃、逆に画面真ん中を敵に取られると攻撃を受ける。
敵味方共通の攻撃力は十字キーの上・下で変動する。
そうそう、ルール自体は私にも理解出来ました。
面白そーって手を出したら、これがまあ、勝てない。
想像していたよりも、フェスだとずっと操作が難しかったorz
チュートリアルだと一番HPの少ない男の子で挑むんだけど、HP30でやり直しても負ける負ける。
何とか突破すると、今度は状態異常まで加わるのだけど、リトライによるHPアップ状態に左ボタンで下がりまくってゴリ押してラスボスまで行きました。
そのラスボスが今度は、左ボタンだけじゃゴリ押し出来ないっていうので大苦戦。
HP300アップ状態でスタートし、上ボタンで攻撃アップ2回、後はひたすら左ボタンで下がってギリ、ゴリ押し出来ました。
連続攻撃があれだけ続くと気持ち良いですね。
ええ、最後までゴリラプレイです。本当にありがとうございました。
それでも勝てるバランスに感謝。
どの作品も状況説明が分かり易くて、すんなりゲームに入れちゃう所が凄かったです。
RPGだとOPの演出や説明に時間をかける物が多かったりしますが、作風に合わせて短時間でやってこなす所はさすが独自システムを作り慣れてる作者さんですね。
アイデアも独創的でチャレンジされてるモノが多いし、これからも私の様なヘタレにも優しい救済処置を残しつつ制作して頂ければと思います。
制作お疲れ様です。ありがとうございました。