はい、1回の記事で纏め切れなかった私です。
暁のマガツキをプレイされた方が気になる点と言えば、作中何度か入る選択肢でしょう。
・ヒバリの選択肢
人としては止めるべきなのでしょうが、突き放してしまう感じが嫌で私は『応援する』を選びました。
共に寄り添い歩み、いざという時は自分が…みたいな。
『応援できない』を選んで万が一にも彼女が一人で突っ走る事だけは避けたかった。
・剣の選択肢
私はセツナを全く信用していなかったので『振り下ろさない』を選択しました。
アホの子です。世界が滅ぶのもやむなし。
・機械の選択肢
仲間が止めてくれたので『帰る』事にしました。
(もう一つの選択肢を選んだ時のアラシキャンセル好き)
・最後の選択肢
このメンバーならマガツキが残っていようがいずれ討伐しきれるだろうという謎の自信があったので、迷わず皆のいる王の間に行きました。
作中一番好きなシーンがこの時の
「ホタルさん、
私が、こんな悪い娘だってことは
皆には内緒ですよ?
二人だけの秘密です‥‥」
という所です。
道中でヒバリの心に踏み込むイベント以上に、初めて本心を聞けた気がして嬉しかったです。
彼女絡みだと、『神楽ノ大筒』の説明文も良かった。
『ヒバリが使う時は、僕が後ろで支える。』っていうね。
絵的にも想像して面白かったので暫く彼女に装備させてました。
無口タイプの主人公なんだけど、持ち物説明欄ではめっちゃ喋る子なんだよね。
自己投影というよりアラシ同様、人格のある1キャラとして見てました。
作者さんによっては、容赦なく消してセツナにバトンタッチさせそうな人もいるので、少年がそう来たか!という形で復活してくれたの本当に嬉しかったです。
次いでヒバリやシグレ兄様に付いてもね、良い意味で上手い形に収めて貰えた事で私の評価爆上がりですよ。なんて良い作品なんだ!(←チョロイな!)
アラシが人気なのもよく分かる。
面倒見が良くて、結局ずっと付いてきてくれて、生い立ちもなんやかんやあるけど、基本前向きで、武神と人間のハーフで戦闘も頼りになって欲望にも忠実で面白さモリモリだもん。
ん?カーチャンまで無事なのって、もしや不殺での感動にチャレンジされてたからだったり??さすがに考え過ぎでしょうか。
セツナは前述の通り、最初全く信用して無かったんですよ。
彼がマガツキ=少年に敵意を抱いていた部分もあったので、反射的に警戒したのかな。深読みしてコイツはセツナのフリした別の何かくらいに思ってましたし…
その実、ルクス君の原型というかヒバリ一直線の別の意味でヤバい人でした。
でも、想い人以外どうでもいいってワケでも無くて、彼は勇者ムーブもしてたなという印象。
トウカさんとの入れ替えになるのだけど、ほぼ上位互換な性能なので不満は出なかったのではないでしょうか。
もう一つのEDではしっかり子孫が居るんですよね。
まあ、幸せの形は色々という事で許して欲しい。
なお超個人的な話だが、私はヒバリよりもホタル×お守りをくれた女の子派である。
ホタル君がグレずに育った事に説得力のある温かい村人達でした。
とーちゃんと一晩過ごすイベントも良かったです。
トウカさんは加入して欲しいタイミングで加わってくれたのが印象深い。
あそこで一旦分かれて お預けをくらっていたら盛り下がっていたかもしれない。
アラシとの掛け合いが面白かったし、フェスの3人PTはバランスが良いんですよね。
きわどい下着は一旦、前衛を担っていた彼女に着けたのですが、最終的には撃たれ弱そうなヒバリの元へ行きました。
(ちなみに男性陣も装備出来るの皆さん気付きましたかね?)
マガツキ化した彼女と雪女が使う魅惑の唇には妙にドキドキした覚えがあります。
男女平等に混乱するんですよねアレ。
表示的にも『○○の魅惑の唇が触れる!』だから投げキッスでもないし、セツナ以外の誰が受けてもウワー!ってなった。
(セツナだけは涼しい顔で事務的に処理。装備関係無しに無効にしてくれそう)
味方火力高いから混乱したら別の意味でウワー!というかギャアアアなんですけどね。
他の方の感想で面白かったキャラがコハク王ですね。
ある方はコイツだけは許せねえで、ある方は一番好きって上げる幅の広さよ。
ボコボコにされるシーンは申し訳ないと思えど、しぶとさに笑ってしまいました。
依頼こなしたら嘘みたいに改心されたな。
子孫もシッカリ酷くて小学生向け少年漫画のギャグキャラっぽさがありました。
シグレ兄様は少年が消えて、こちらが加入するのかと一瞬ドキッとしちゃいました。
今の形の救済で本当に良かった(2回目)
ホタルになってからの装備引継ぎの説明がエモい。
ヒバリのマガツキ吸収もお兄ちゃんムーブしてて良かったです。
3人娘が付いて来たり、おにぎりに乗って空を飛んだのは初めてかもしれない。
シリアスな内容に反して、隙あらば笑わせに来てましたね。
マップはどれも見応えがあったのですが、華の国が特に凄いと思っていたら、鬼感謝さんが絡んでてビックリ。
水鏡さんは一部の特技のネーミングを担当されていたんですね。
蛙姿で会えた事に感動したのですが、その後Twitterでも感想の際に絡んで頂き、芸能人に話しかけて貰った一般人みたいに内心ナマ水鏡さんだ!(←正確にはナマでは無い)ってはしゃいでました。
戦闘バランスも面白かったです。
私はチキンプレイで過剰に育成するタイプですが、最初の宿屋のボス普通に苦戦したもんな。
華の国では太陽コインが買えるのを良い事に、木の所で宝箱狩りしてほぼ全アイテム交換して進めたけど、全く温いって感じにもならなかった。
(一方で感想に一部には、主人公サイドが強過ぎるとの意見も)
雅ノ国 跡地でレベル上げ過ぎたかと思ったら、セツナの方がレベル高くてこれまたビックリ。
暁の鎧は予め2つ買っておいたのですが、タイミング逃すと買えない感じなのですかね?襲撃後の店売りリストには無くて自分を誉めてやった覚えがあります。
奈落ではお兄様にやり残した事は無いかと聞かれた時に、勢いで潜り、ご先祖様のマガツキ倒しちゃって、その後にお兄様に会いに行くというチグハグな事をやりました。
(スイッチバグは無かったから想定内なのかもしれない)
ワープ魔法は別の方の作品で、進行フラグを折った事がありまして…万が一のバグを恐れて使いませんでした。
(確認したら、穴に落ちてからも奈落から魔法で出れたんですね。便利!)
要所要所でプレイヤーの好みや思考を凄く意識されながら作られたんじゃないでしょうか。
特に2種のEDはどちらを選んでも後腐れない様になっていましたし、一本道の様に見えて窮屈でない作風から、幅広い感想が生まれるのも面白い。
他人の感想を検索してまで読みたいと思った作品は久しぶりです。
オススメに上げて頂き直接プレイする機会が持てた事を嬉しく思います。
ありがとうございました!!