くぃん(ka.ma.yu)さんのツクフェス作品【暁のマガツキ】をプレイしました。
ED2種+オマケ部屋まで見て10時間半くらい。
最終レベルは48×3人、51が1人。旅ノ足跡コンプ済。
2019tkoolcontesut(2019~2020年始に行われたフェスの第二回自主コン)に参加された作品。
アレ?そんな自主コンあったっけ??
ってブログ遡ってみたら、ポケモン剣盾…ゲフンッ
噂ノゲエムの冒頭作ってたみたいです。
当時の自主コンサイトが残っていたので、クリア後に他の方の感想も見て回ったのですが、これまた幅広い各々の思いが書かれたモノで面白かったです。
https://w.atwiki.jp/2019tkoolcontest/pages/131.html
フェスの動画検索なんかで度々拝見していたので存在自体は知っていたのですが、プレイすると決めていたので動画も感想も観ていませんでした。
お陰様で前情報無しに楽しめたワケですが、旬は逃してしまったと言いましょうか…皆さん、こちらの作品プレイ済ですよね!?
普段は未プレイの方向けに内容も伏せるのですが、サーバー停止した今は宣伝よりも共有。同じ作品を通して各々がどう感じたのかが見たい!
変に伏せて伝わらない方が気持ち悪い><
って事で、今回はネタバレ含む感想になります。
お覚悟宜しくて?
(忠告はしたゾ☆彡)
★プレイ前のイメージ★
オッサンと記憶喪失の少年の二人旅のアドベンチャー。
実は少年は鬼でオッサンを守る為に命を落としてビターエンド。
☆実際☆
✖オッサン→〇アラシ(青年)
✖二人旅→女性も加わったり四人PTだったり
✖鬼→マガツキ→憑物
△命を落としてビターエンド
・・・イメージなんてアテにならんな!
はい、ガッツリRPGでした。
ヒバリやシグレの背負った物やホタル君の存在等、設定はシビアな感じがあったのだけど、キャラはコミカルというか少なくとも悲壮感全開では無かった。
アラシというキャラの存在が大きかったと思う。
真面目な話をしてる時にも茶化さずにはいれない性分で、無口な主人公とバランスが…って最後に作った自作品でも似た様な事やったわ!
誰だ!男コンビモノは手薄だから狙い目とか言った奴は!?
私です\(^o^)/
2019年時点で出てたじゃないか!(無知って幸せで怖い)
この作品、導線の引き方が凄く上手いんですよ。
冒頭から少年君に関してはプレイヤーがマガツキだろうと予想(&理解)出来る様にヒントを積んで見せて行くんだけど、同時にアラシの方は正体を直ぐには見せずに何か怪しいと匂わせを見せて行くんですよね。
少年→やはり…
アラシ→そうだったの!?
って伏線の使い分けでプレイヤーを楽しませてて、見事に成功してるよねこれ。
アラシの正体が明かされる頃には、ツクヨミという予想出来る伏線と、ヒバリ死んでしまうん?少年君消えてしまうん?という先が気になる伏線が張られて行く…
長編を楽しませる伏線、シナリオの導線が常にあった様に思います。
加えてゲーム部分の導線がこれまた教科書レベルで上手いのよ。
・スタートして直ぐに剣(武器)が無い→探そう(目的提示)
・野営による会話(この先も野営会話が見たくなる期待)
・見ごたえのあるマップと直ぐ見える宝箱(探索心を煽る)
・今は倒せないボス(クリアとは別の目標提示)
気付いただけでもスタートマップで、これだけの事をスムーズにやってのけてるんです。
フィールドに出たら出たで、宇宙空間見えてて他のファンタジーとは何か違うぞという雰囲気に、奈落(終盤に挑むのかもという期待)、旅ノ足跡(収集コンプの匂わせ)と目に見える人参がぶら下がっていたりで客を逃さないぞという導線の密度が濃い。
お分かり頂けただろうか?
シナリオとキャラクター、ゲーム性…全てにおいて先を見たい、プレイを続けたいというワクワクの導線がモリモリなのである。
プレイヤーとしては面白い!なんだけど、ツクラ―としては学びが…学びが多い…!!って2つの目線ですよ。忙しいなオイ。
これ1回の記事じゃ纏めれないだろう…
という所で次回へ続きます。