前回がツクール2であれば次はツクール3…と思いきや間に語っておきたいゲームがあります。
それが同じ年の1996年5月に発売されたSFCソフトのサウンドノベルツクールです。
SFCの弟切草でサウンドノベルの魅力にとりつかれていた私は、発売前このソフトのパッケージイラストの広告をVジャンプで見て心を躍らせました。
怪しい屋敷(光窓に包丁らしきものを構えた人影が…)をバックに男の子と女の子がお互いに別々の方を向いて緊張して身構えてるイラスト。
それまでファンタジーRPGばかりにハマって来たので現代モノというのもツボでした。
発売前から作る予定の作品をノート漫画で描きだしてゲーム制作以上にそちらに夢中になって行き、肝心のゲームはサンプルゲームクリアとちょろっとエディット弄って未完成というオチ。
なら、何故このゲームを語るのかというと、創作活動において私が受けた影響が大きいからです。
自分の『現代モノ』というジャンルのルーツは弟切草+サウンドノベルツクールのパッケージイラストに始まり、SFCのご近所冒険隊、PSのペルソナや夕闇通り探検隊…etcと幾つ物ゲームに続いて行き、フェスの自作品である噂ノゲエムへも繋がって行きます。
OPのデモ画面は雰囲気あるし、収録されてるBGMや背景、小道具なんかも想像力を掻き立ててくれた。
私にとっては良ツクールの一つです。