あまつれんとのツクールの足跡

RPGツクールフェスを中心に活動している者です。

トマトと茄子と、君と恋。

ゆーゆーさんツクールMVT作品(Switch)

【トマトと茄子と、君と恋。】をプレイしました。

エピローグまで1時間+オマケ部屋まで

 

キッカケは給食で彼女が苦手な茄子を食べる代わりにトマトを食べて貰うという二人で交わした約束

主演女優が舞台に上がる時、心が加速する。

これは君と恋の物語だ。

 

ツクールフェスで公開された同タイトル作品をツクトリリメイクされたのが本作。

以前感想を書いた覚えがあったので、クリア後に確認してみようと思ったらブログではなくプレイヤースレだったというね。ぎゃふん。

 

そんなワケでサルベージしてきました。

フェス版の時の私の感想

【紹介文】
1h30程。セーブ有。恋の素晴らしさをアナタに。
主人公の心の言葉に、耳を傾けてみませんか?

【レビュー】
紹介文にあるようにアオハル・ド直球ストレートノベル作品。
導入はラノベや昔のギャルゲーっぽさがあってこっ恥ずかしさがあったけど
次第にニヤニヤが止まらなくなる始末。
ツクールはギャグに走ったり邪道というかネタに走る作品が多いけど
こういった直球な恋愛モノもあって良いと思う。
と言うか大好物です。もっとやって下さい。
同作者さんの別作品は自主コンで1作プレイ済みだけど
その時より今作は中盤以降わざとっぽさが抜けたというか、心理描写に共感し易く応援したくなるリアルっぽさを感じた(主観)
主人公とヒロインは勿論、外野の中野君や先生も良いキャラしている。
見覚えのある他作品のキャラがいたけど未プレイ作品の登場人物もいたのかしらん?
他の作品にも興味が出ました。
前作に続き素敵な作品をありがとうございました!

以下箇条
・中野君空気読んで!からの後半株急上昇。精神コマンドぱねえ。
・先生のニヤニヤからニヤニヤが止まらなかった。
・過去作のキャラが登場するオムニバス形式の恋愛モノって良いよね!
・昔はこういう作品見ては自分でも作ってみたいと思った懐かしい記憶
・ルロイ修道士 お前は悪い子だ エッグ…うっ頭が…

 

…うん、今見るとツッコミ所がある所も含めて文面的に間違いないと思います。

(/ω\)

 

※ここからツクトリ版をプレイした感想です。

 

先ずテレビ画面でゆーゆーさんの作品を遊ぶのが新鮮!

グラフィックやBGMも必然的に一新されましたがマッチしてました。

テキストもフェスより見易く、ノベルとの相性も良好。

 

出だしがテロップの語り口調から始まるんだけど、その時点から『おっ』って惹きつけられてプロローグからニヤニヤしっぱなしでした。

今回はプロローグ+全7話+エピローグ自室のPCで選択可能

自室でセーブしておけば、好きな話を何時でも見れる親切設計。

マンガや小説でも戻って確認で見返す事がある身としては、有難い作りでした。

 

チビグラからは見えない、しぐさだったり表情文字で見せるのが上手くて、テキストを読み進めるのが面白かったです。

一方でビジュアルや音を用いての表現とのバランスが良くて、小説とは違ったツクトリならではの楽しさがありました。

 

フェスで一度プレイしてるはずなのに、毎話続きが気になる面白さだったのですが、ポイントは悠(男の子側)がヤキモキする所でしょうか。

中学生男子の余裕が無い部分は共感し易くて、応援したくなるんですよね。

「おう!」

それでいて、悠は暴走し過ぎず、他に当たらない所が偉い。柔道部所属だったり、全体的に硬派で他作品の主人公とキッチリ差別化されていた印象。

 

ヒロインの弥生ちゃん清々しいまでのオープン陽属性で魅力を感じるのも納得。

駆け引きは控えめで、爽やかにグイグイ来る所は、これまた他作品のヒロインとも差別化されていてグッドb

「アドリブっていうのはこうするのよ♪」

今思うと、演劇だったりダブルキャストがあって、そこもツボのキャラだったんだなと数年越しに気付きました。

 

友人枠彩ちゃんなのはツクトリ版オリジナル時空という事で、気になった方はオマケ部屋までお越し下さい。

『友人ポジ』としての彼女の新たな魅力も本作では見れちゃうぞ!

 

そして中野君ね。

やっぱり面白かったし良いキャラしてたよ。

脳筋体育系スパロボ大好きキャラかと思ったら

…そうそう、

君はそういうキャラだった。

ここにシリーズ最強武田先生に、ライバルキャラ柿崎パイセンが脇を固めて来るってんだから強い。

脇役もツヨツヨなんです。

 

とは言え、あくまでもメインは悠と弥生の物語

この辺り、プレイされた方なら分かって頂けますでしょうか?

これまでの ゆーゆーさんの作品の中でも、特に優しさに溢れた作品で過去の自分がココからハマったのも頷ける内容でした。

毎度、

私のツボを突く作品を提供して下さる

ゆーゆーさんには大感謝です!

 

また、こちらの作品

カンテラさんがファンアートを描かれていらっしゃるのですが、それがまた素敵で夏に映画化された青春恋愛ノベル文庫本の表紙みたいな凄いイイ感じなんですよ。

そこから入るもヨシ、プレイされてからイラストを見るでもヨシ。

一部、ゆーゆーさんの他作品とリンクする部分もありますが、本作だけでも楽しめる作りとなっております。

短編でゲームの得手不得手に関係無く楽しめますので、気になった方は是非にSwitchのツクトリプレイヤーからDLプレイしてみて下さい。

 

アオハルしようぜ☆