ツクールMV作品
ニャミさんの【アレンと秘密の花園】をプレイしました。
ED1種 1回のプレイ時間は1時間程。
男爵の息子アレンを中心に、幼馴染や新しい友人たちの青春
大人たちの葛藤、過去の追憶が交差する西洋風アドベンチャー。
なんとBGMは作者さん御本人が担当されています!
こちらはPCツクール作品ですが
現在、ふりーむさんからDL可能
また、ニコニコ動画のアールマールでもプレイが可能です。
私がプレイしたのはPCで
ふりーむさんからDLしたVer.1.00
そして先ほどアツマール版を記事にするにあたってやらせて頂きました。
と、いうのも
こちらの作品、Ver.1.00クリアして以来『記事にしたい欲』が収まらず
モヤモヤが凄くて、でもネタバレ控えた感想で伝わるのか?とか
いやいや、しかし
このまま墓場までモヤモヤを持って行って、作者さんに「プレイしました~」だけ伝えるのもどうなんだー!ってやり取りが今日まで続いていたんですね。
どうにも限界だったので決めました。
アツマール版もEDまで観て、そしたら記事にしてしまおうと!
この作品を世に広めないのは、私的に無しなんです。
だから書きます!(ネタバレは出来るだけ控えつつ…)
・・・前置き終わり!
元々はTwitterの作品紹介動画で知った本作
そちらではヨットがある西洋風の町並みや
胸を締め付けられるようなBGMが印象的でした。
実際にプレイしてみると
少年アレン君の行先の見えない将来への不安や、環境や大人たちに不自由で束縛されているような青春時代独特の感覚をBGMと共に表現されている作品でした。
先は見えないけど時は進み、何かしら道を選択して行かなければならない…。
大人になった今では、アレン君の葛藤のドラマを見守る目線になってしまったけど
学生の頃この作品と会っていたら、また見方が違っていたかもしれません。
ストーリーは1本道ですが、歩き回る事で世界により深く触れる機会があります。
攻略とは関係の無い所ですが、ライフワークでピアノやお風呂は見かける度に利用してました。(そんな雰囲気を楽しめるゲームです)
ピアノを弾く際にアレン君の影も動くのが弾いてる感じが出ていて好き。
アドベンチャーなので戦闘は無いのですが、探索する際はワクワクしました。
ちょっとした探検というか、お宝探しというか。
日常の中のこういう楽しみもあるんだと、改めて気付かされました。
幼馴染のソフィは気丈な所もあって、根も良い子。
友人のレオナルドはしっかり者でスカッと決めてくれる。
アレン君は悩める少年だけど、そこが等身大というか、それでいて何とか見えない未来に向かって進もうとする所が好きです。
アレンママも子供を見守る側の立場になると
苦労してたり、母親として子をどうにかしてあげたいって頑張ろうとしているのも伝わりました。
ここの落としどころも作品の見所の一つだと思うので、未プレイの方は是非にプレイして確かめて下さい。
どうしようもなく時は流れる、その中で葛藤して、選択して、行動する
そうしている内に、見えなかった筈の未来が訪れる…
人生らしくて、私はこの作品が好きです。
作品を彩るBGMはどれも素晴らしかったです!
素敵な一時をありがとうございました!
アレン君たちの未来に幸あれ!!