前回に引き続き市販ゲーをプレイ。
Switchの【ファミコン探偵倶楽部】~うしろに立つ少女~
こちらも以前にGBA版をプレイしていたのですが、見事に鏡の所のシーン以外は吹っ飛んでいたので新鮮に楽しめました。
時系列的にはこちらが先になりますが、こちらからスタートすれば情報量が多い分、あちらのスタート時の記憶喪失のワクワクが薄れてしまう気がする。
とは言え、事件的には独立しているのでどちらからでもというのがネットの声みたいですね。
プレイした感じ
こちらの方が後に作られてるみたいなシステムのプレイのし易さや、シナリオの厚みであったりハートフルさみたいなのが観えました。
wikiで調べた所FCのディスクシステムだとこちらがパートⅡのナンバーリングがあって後に出たモノらしくしっくりきました。
更にはSFC時代にシリーズ最終作として
【BS探偵倶楽部 雪に消えた過去】なるモノがサテラビューで配信されていたんだそうな。
これはもしかして、Switch版でも出して頂けるのかしらん?
と、感想からズレてしまいましたが
今作、前作に比べてバンバン殺人事件が起こるワケではないので前半はちょっぴり物足りなさというか追い込まれてる感はありませんでした。
オマケに何故かあちらでは全く出番の無かった空木先生も登場しますし、舞台設定のおかげか協力的な人が多いんですよ。
だもんで、内容的や難易度に【消えた後継者】よりマイルドさを感じたので『2作目』なのかなって感じがしたんです。
ただそこにもちょっとした仕掛けがあって…そこはEDまで行ってみてのお楽しみという所でしょうか。
シナリオ自体とても良く作られていて、トリックを見破るというよりは、人々の記憶を遡って真実へと向かおうといったお話。
途中で昔見た他の推理ドラマ(金田一少年だったかな?)と混同しちゃってて、前にプレイしたのと違う!って思い込む所もありました。
個人的にクライマックスはこちらの方が好きです。
前作は主人公周りに特化してましたが、今作は被害者との関わりのある人の感情の動きの部分を丁寧に描かれていた印象です。
調査を進める中で、人の温かみみたいなモノを感じました。
そうそう、前半こそ追い込まれずとも後半になるにつれて引き込まれるモノが在りました。
何でも無い所でも無人だと怖かったりする雰囲気とか、前作とも違った妙な生々しさが今作の面白さの一つです。
こりゃ名作ですわ。
久しぶりに市販ゲーで世界観に浸りました。