目がみえない男が前編・後編・結末の3部作となってシリーズ完結を迎えました!
めでてえ!!(∩≧▽≦)∩
前編プレイ時の記事は↑からどうぞ~
シンザン先生のツクラ―の部屋登場回
・前編(過去記事プレイ時間1時間40分)
襲われて目がみえなくなってしまった主人公視点で進むサイコホラーノベルよりのアドベンチャー。
見えなくなるってこんな感じなのかもと、この作品ならではの体験で楽しませてくれました。
ちょびっとネタバレになってしまいますが、とある条件下で主人公は「見る」事が出来るようになります。
これが作品のスパイスになっていて「見えない恐怖」と「見える恐怖」という2重の恐怖体験の面白さを生み出されていて、プレイ当時はスゲエやべえ何だこの面白さ…!?とハマって行った覚えがあります。
この時から一貫して主人公の目的は「脱出」と分かり易く提示されてました。
一方で散りばめられた多くの謎があり、怖い…でも知りたい!という欲が後編に繋がって行きます。
・後編(プレイ時間3時間50分程)
お待ちしておりましたの続編!まんま前作の続き。
こちらは昼間は会話パート、夜は脱出探索をメインに展開されます。
大きな特徴として探索時間は有限であり「日にち」が進みます。
これが曲者でタイマー表示は無いんですよ。
「何分進んだ」とか「そろそろ探索を切り上げないと…」的なメッセージや警告はあるんですけどね。
日にちに関しては朝が来れば当然分かるので「何日目」かはシッカリ表示されて、カウントされていくの。
そして毎朝のイベントが確かに時が進んでいる事を知らせて来る憎らしさよ。
なんてイヤラシイ匙加減なんだ!(誉め言葉)
でもってメインシナリオね。
おおう、こう来たか…!ですよ。
ちょいネタバレ挟むと主人公は二人の間で揺れ動き、疑心暗鬼にならざるを得ない状況に陥ります。
(揺れ動かなかった貴方は凄い!)
私なんて途中から「罠でもいい!罠でもいいんだ!」状態でしたもん。
サイコホラーの中にコミカルさもあって怖いだけではない面白さがありました。
そうそう、ツクトリは動作が重くなりがちなのですが3部作に分けられた事で、探索パートの動作が以前より軽く感じました。
(※分割前の前編だと右下の出口付近で重くなって動けなくなった)
視界の悪さや超スピードで動けない所、見えない際の黒い画面の多用とかは意図した所では無いのでしょうが、作風とツクトリの性能がマッチしていて美味しいな…と思いましたね。
前編では語られなかったアレヤコレヤな事件や人物もかなり作り込まれていたみたいで、探索パートではまだ出て来るのか!?って程にモリモリ見ました。
さすがに頭には入りきらなかったけど、考察好きな方は照らし合わせてみると世界観の背景が見れて面白いかもしれませんね。
そちらに夢中になってるとスッカリ忘れてしまいそうですが、主人公の目的は「脱出」なんですよ。
私は早々に怪しい所を光で教えてくれるヒントアイテムをゲットしていたのですが、10日目を迎えてもロック解除のパスワードが解けず、9日目の探索をやり直して0~9を表すモノを6個くらいまでは集めた情報から確定。
残り3つが絞り切れない中、数撃ちゃ当たるで押し切って開門。
やったぜ★
マルチEDかと思ってましたが後編に関しては「脱出」出来ればクリアと言えるようです。
・結末(2つ見て20分くらい)
うわッ なるほど!
これは本来後編に入れたかったけど、思いの外容量を喰ってしまって入れられなかったヤツですね。
(;・∀・)
間違ってもココからプレイしたら駄目だぞ★
究極の選択肢があるのだけど、どちらを選ぶべきなのかは前後編内にちゃんとヒントがあるんですよ。
私は初見で誤らずに選択する事が出来ました。
もう一方の結末を見る際に、ギリギリまで両方行ったり来たりしてやり取りを見ましたがお互いの反応が面白かったので、是非にお試しあれ。
完結まで制作&公開して頂きありがとうございました!
後編が思いの外ボリューミーかつ予想外に話の幅・深さがあって面白かったです!
探索はヒントアイテム無かったら私のおつむでクリア出来たか怪しいです
(;´∀`)
作品の面白さを支えてる部分の一つが「心理」の揺さぶりテクニックで、特にピンチのシチュエーションが多く、使い方が上手くて勉強になりました。
心を突いて来る作品で凄く面白かったです!
という事で全部で6時間くらいになりましたでしょうか。
ゲームなんだけど、常にその世界に入り込んでいるかのような緊張感がありました。
前編のジャブから後編は精神を揺さぶって来るサイコホラーで、怖いけど先が気になるんじゃあー!で攻め立てて来ますのでご覚悟遊ばせ。
シンザン先生の人間の心理を突いたエンターテイメント。
とくとご覧あれ!