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【pandemic ~an infected pefson~】をプレイしました。
ざっくり言うと街で起こったバイオハザードに高校生が挑むフェスのRPGです。
クリア+オマケまでで5時間45分ほど。
クリア時のレベルは男子二人が32、女子二人が31。
オマケボス戦は初見から何となく予感があったので警戒していましたがライフ調整出来ず『彼』から回避不可能のドデカいのをくらって全滅。
2回目は麻痺が端の二人に中々決まらず苦戦しましたが運良くギリギリ『彼』の手番までにライフを削りきって撃破。残りの二人も根気良く麻痺を絡めながら撃破しました。
この作品はとにかく戦闘から回復ポイントへの往復作業がキツかったです。
敵が驚異的な強さなのを分からせたい為か1戦毎に回復ポイントを往復するバランス。
毒を頻繁にくらうも治す特技を中盤まで覚えず、覚えても全体状態異常回復効果にしている為か燃費も悪い。
故にこの特技がまともに機能するのは終盤で他のキャラが全体MP回復特技を覚えてから。
ではアイテムならどうかと言うとお店で買えるようになるのが中盤~終盤で序盤では拾い集めた分しかなく受ける毒の回数に見合わない。
オマケにシンボルエンカウントで倒した敵は復活しないシステムの為、お金も経験値も稼ぐ機会が限られているシビアなバランス。
戦闘不能キャラやPTにいないキャラには経験値が入らないので無暗に敵を倒してしまうと育成出来ず攻略難易度が跳ね上がります。ここは詰みに直結するので改善が必要だと感じました。
ストーリーは王道で一部イベント表現やセリフ回しで気になる所はあった物の
見せたい・やりたい事が何なのかがプレイしていて伝わって来るのと
途中で辞めるのを躊躇う展開が続いたので最後まで進めたいと感じました。
気になったのは
いじめっ子やラスボスはついさっきまで好き放題やってた癖に反省が足りないというか
『え?これで済ましちゃうの??』って…う~ん 自分の心が狭いでしょうかね。
和解がアッサリし過ぎたのがモヤッとしました。
父親とかマスターとか抑える部分はキッチリやっていただけにED含めて悪人の描き方で肩透かしをくらった気分です。
何と言うかそれまでの熱量に対してカタルシスを得られませんでした。
完成はしているのだけど未完。そんな感想です。